マイセン 1765-70年頃コームブルー金彩花絵カップ＆ソーサー

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『マイセン 1765-70年頃コームブルー金彩花絵カップ＆ソーサー』はセカイモンで58ffc6a3eから出品され、408の入札を集めて02月02日 17時 53分に、55104円で落札されました。即決価格は55104円でした。決済方法はに対応。島根県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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●製作年:1765-70年\r●1級\r●サイズ\r【カップ】\r口径:7cm\r高さ:7cm\r【ソーサー】\r直径:12.5cm\r高さ:3cm\r\r\rマイセン、デートリッヒ在籍中のアカデミズム期（所謂ドット期）の作品です。7年戦争終了後にはフランスから様式が流れ込み、アシエの招聘も相まって、マイセンはロココ様式に傾倒していきます。\r\rセーブル主体で隆盛を極め始めたロココですが、流行の発信となってヨーロッパで一大旋風が起こります。それまではヨーロッパ初の磁器窯として、独り勝ち状態のマイセンでしたが次第にシノワズリも飽きられ、ドイツの花の様式もハッキリしないまま7年戦争、財政難も加わることで経営は非常に難しくなって行きます。この時代辺りからヨーロッパで本格的に頭角を示し始めたセーブルに追いつく為、マイセンはなりふり構わず他窯の様式を次々コピーし始めるようになります。\r\r今回出品した作品もまさにそんな逸品。縁一帯に広がるグラデーションのきいた美しいブルーのボーダーは正にセーブルの十八番です。しかしながら、ヨーロッパを牽引した初期の造形はそのままに、また花絵の様式もこれからマルコリーニに入っていきそうな予感を感じさせる描画です。面白いですね。譲らないところはしっかり、個性を主張して表現しています。\r\r同じ時間軸で製作されたセーブルのカップとの対比も非常に面白いです。ライバル同士を並べて当時の時代を想像するのもまた楽しみかと思います。経営難による材質の低下により白磁部分には黒点や混合物などあります。金彩の擦れはほとんど見られず、2世紀以上経過している割にはかなり良いコンディションだと思います。マイセン展などでも中々お目にかかれず、市場でも貴重な作品ですね…この機会にぜひご検討ください。

カテゴリー:	インテリア・住まい・小物>>>キッチン/食器>>>食器
商品の状態:	目立った傷や汚れなし
ブランド:	マイセン
配送料の負担:	送料込み(出品者負担)
配送の方法:	ゆうパック
発送元の地域:	宮城県
発送までの日数:	2~3日で発送